ブログ(うつ主婦編)

父親が嫌い・母親が嫌いを乗り越えると人間関係がうまくいく?「鏡の法則」〜嫌いな人の倒し方②

毒親,自立

前回の記事で、嫌いな人や過去の辛い経験を乗り越えるためには「相手を許すこと」だと書きました。
 

とはいえ、ずっと憎んできた人を許すって簡単ではないですよね。
 

これは私が父親と母親を恨む気持ちを「本当に」手放せた時の話です。
 

私は過去のことで親を責めたことは一度もありません。中学生以降は、親に声を荒げたこともありません。
 

「言わせてもらえなかった」部分が大きいですが、成長して、結婚出産を経て「もう親とのことはいいかな」と思っていた私の、最後の最後に残っていたコアな部分を取り除くことができたと思っています。
 

自分が結婚に失敗してみて、両親や家族の問題を解決しておかないと、その後のパートナーシップや人間関係が、知らない内におかしくなってしまうんだと気がつきました。
 

相手のためではなく、自分のため・これからの人生を豊かに生きるために、やってみて欲しいワークです。
 

「父親・母親が嫌い」を乗り越えると人生はうまく行く?

これは夫の浮気発覚後、まだ夫婦関係を良くしたいと悩んでいたとき見たブログをもとに試したことです。
 

今回元記事を探していて、野口嘉則さんって方が書かれた「鏡の法則」という話だと知りました(野口さんの当時のブログを読んだんだと思います)。
 

「鏡の法則」は、現在無料で読むことができます。
 

38ページ(文字大き目)と長いですが、ストーリー仕立てになっていて読みやすい文章。そちらを読むのが一番良いですが、「鏡の法則」の簡単な内容と私が実行したことを書いていくので、このまま読み進めてもらっても構いません。

「鏡の法則」を読んでみる(PDF)
(リンク先のストーリーは右クリックで保存できます)
 

無料公開している「鏡の法則」の他に、『完全版・鏡の法則』という書籍も出版されているよう。記事の最後にアマゾンリンク置いてます。
 

本家「鏡の法則」を見つけたので、私の記事は必要ないのかもしれません(笑)
 

でも、「どんな変化が起きたのか知りたい」実際やってみて「経験を共有したい」ってこと、ありますよね。
 

私のワーク結果と変化について、書いていきます。

現実は心を映す鏡・野口嘉則「鏡の法則」

「鏡の法則」は息子のいじめに悩む主婦A子さんと、息子の問題にずっと悩んでいる妻を心配した夫が紹介してくれた経営コンサルタント男性の対話です。
 

A子さんは「どうしてそんな人に私が電話しなきゃならないの?」「仕事ばかりの夫は一緒に悩んでもくれない」「その人も子育てのことはわからないに決まってる」と思いつつ、藁にもすがる思いで電話をかけます。
 

最初のアドバイスは、息子さんに関する話ではなく「A子さん自身の悩みを解決する方法」でした。

「私の仮説をお話ししますね。あなたが大事なお子さんを人から責められて悩んでいらっしゃるのは、あなたが、誰か感謝すべき人に感謝せずに、その人を責めているからではないかと思ったのです。
 

『現実に起きる出来事は一つの結果であり、その原因は心の中にある』という考え方があるんです。
 

『私たちの人生の現実は、私たちの心を映し出す鏡である』と考えてもらうと いいと思います。
 

私たちの心のあり様が、人生という鏡に映し出されるのです。
 

もししたらあなたが、大切にする必要がある人を、責めてしまっているのではないかと思ったのです。
 

感謝する必要がある人、それも身近な人をあなたが心の中で責めていて、それが人生という鏡に映し出された結果、あなたは大切な子どもを責められて悩むことになったのではないか。
 

こんな仮説を立ててみたのです」

コンサルタントはA子さんに、
 

息子のイジメを解決するために、まずは夫との関係を見直そう
夫との関係を見直すために「父親との関係」から解決しよう

 

と提案します。そして時間をおいて3つの行動をとるよう指示します。

  1. 父親に対する『ゆるせない』という気持ちを存分に紙に書きなぐる

  2. 『父に感謝できること』『父に謝りたいこと』を順番に書く

  3. 父親に電話をかけて、2で書いた『父に感謝できること』と『父に謝りたいこと』を読んで伝える

夫との不仲と「鏡の法則」

詳しくは省きましたが、私と夫の関係はA子さんの状況と似ていました。
 

私は大卒で、夫は高卒で肉体労働をしています。
 

私は本を読むのが好きだけど、夫は「ゴルゴ13」しか読みません(笑)
 

ニュースを見て真面目な話をしようとしても基本から説明しなきゃいけないし、あまり説明しすぎると劣等感を感じるみたいでした。
 

それじゃあと身近な話題をふると「主婦は暇だねぇ」と言われます。
 

今思えば、夫は無意識のうちに優位に立とうとしてたのかもしれないし、確かに忙しい仕事をしているので、悪気なく思ったことを口にしただけかもしれません。
 

子供が生まれる前は特に、仕事をしていないことを申し訳なく思っていて、心のどこかで「私だって病気じゃなければ…」とモヤモヤしたり、どこかで「夫とは真面目な話ができない」「面白くない」と思っていました。
 

夫にはとても感謝していましたが、尊敬しているかと言われると、(本音では)していなかったと思います。
 

当時は夫の浮気が発覚した後で、これからの事や子育てにも悩んでいました。それで余計に、素直に「やってみよう」と思えたのかもしれません。
 

私の「鏡の法則」の結果と変化

とはいえ
 

『父に謝りたいこと』というタイトルを書いてください。お父様に謝りたいことは、何かありますか?
 

という文章を読んだ時は、
 

ヤダよ!
ないし!
 

と瞬殺で思いました(笑)
 

でも、A子さんと同じく”藁(わら)にもすがる思い”で改めて考えてみると、、、
 

ちゃんとありました。
 

(1の「許せない気持ちを書く」はやりませんでした。20年以上うつ病に苦しむ中で、充分親を恨んだと思ったからです)

「鏡の法則」を読んで私が父と母に謝ったこと

それは
 

「お父さんの理想の娘になれなくてごめんね」
 

でした。
 

「本当は仕事を辞めたかった時期もあるのに、家族のために、アル中になりながらも仕事を続けてくれてありがとう。
 

お父さんが苦しんでいた事、知ってたのに、知らんぷりしてごめんなさい。
 

家族は女ばかりで、誰もお父さんの味方をしてあげなかった。お父さんは、家でずっと淋しかったと思う。
 

お母さんが泣いてるから、お父さんの味方をすると怒るから、とりあえずお母さんをなだめなきゃと思って、全面的にお父さんの肩を持ったことは一度もなかった。
 

働いて子供を育てるのは「親として当たり前」だと思ってた。”してもらって当たり前”の事なんて何もないのに。
 

お父さんは貧乏な中で苦労して育ったから、自分が経験したくても出来なかったことを沢山させてくれたんだと思う。
 

夢に反対されても意見を通せばよかったのに。いろんな事情があるにせよ、諦めたのは自分なのに、全部お父さんやお母さんのせいにしてた。
 

嫌なことばかり覚えて恨んでいたけど、子供の頃、旅先で疲れるとお父さんがおんぶしてくれた。
 

寝たふりをしているのに気づいても、ちゃんとおんぶしてくれた。
 

ずっとお父さんを責めててごめんなさい」
 

これが、私の中から出てきた父に対する言葉でした。
 

続けて母への謝罪もしました。
 

私は、父に対しても母に対しても、理想の娘になってあげられなかったことを申し訳ないと思っていました。
 

母にはそれに加えて。
 

「おばあちゃんやお父さんにいじめられて、泣いているお母さんを見ているのがいつも辛かった。
 

いつか、自分が働けるようになったら、お母さんをこの家から連れ出してあげるのが夢だった。
 

でも、私が高校生の時、宗教団体に入ったお母さんがトイレでおかしくなって叫んでいて、そのとき私とお姉ちゃんが助けようとしたら
 

「あなたじゃない。私が助けて欲しいのはあんた達じゃない」
 

って言われた時、これまで、ずっと味方してきたのは私達なのに、お母さんはそれでもお父さんに助けて欲しいんだと気づいて、裏切られたような、拒否されたような気持ちがして悲しかった。
 

それでもやっぱり、お母さんを助けたかった。
 

働いて、お母さんを家から連れ出してあげたかった。
 

でも、私は病気になってしまって、働くのも辛くて、一人暮らしをしたけど自分の生活だけで精一杯で、それにひとりの暮らしは楽しかったから、お母さんを呼んであげようとは思えなくなってた。
 

『先に拒否したのはお母さんの方だ』
 

って言い訳して、口には一度も出さなかったけど、心の中でずっとお母さんを責めてた。
 

一生懸命育ててくれたのにごめんね。ありがとう」
 

「鏡の法則」のワークのように、父や母本人に言うことはできませんでした。
 

いつか、手紙でもいいから、生きているうちに言えたらいいと思っています。
 

こうして100%の気持ちで謝ったら、
 

記憶の中でいつも怖い顔をしていた父が、母が、私の中で笑ったんです。
 
ふわっと。

 
そして、自分の中に温かい気持ちが広がりました。
 

「恨むのはもういいや」と、100%の気持ちで父と母を許すことができました。
 

夫には少しだけにしました(笑)というのも
 

「浮気をしている最中の夫を、メンタルトレーニングで許して優しい妻になると、夫が『浮気をしてても妻が優しい』と誤変換して浮気をやめない」と聞いたことがあったからです。
 

いつか夫にもちゃんと感謝して、「浮気された被害者でい続けるのはやめよう」と思っています。
 

夫について色々書いてますが、それでも私は自分がいい妻ではなかったことをわかっています。
 

以前の私は、自分は「家事も子育ても全部引き受けているいい妻」だと思っていました。でも、それが「いい妻の条件」ではなかったんだなと。
 

今はもう「この人と同じ財布で夫婦として暮らしたくはないな」と思っていますけど、憎しみはありません。日々の腹立ちはありますけどね。
 

人が離婚する理由なんて色々あるんだと気づかされました。子供にはツライ思いをさせるかもしれません。でも自分が「親が離婚しなかった事で苦しんだ」ので
 

幸せなお母さんと暮らすことこそ幸せ
自分が笑顔でいられる選択をする
子供に迷惑をかけたら謝る・責任を取る覚悟をする

 

と決めています。
 

父と母との距離が実際に近くなったとか、目に見える変化はありません。ワークの後に親に会って「やっぱり彼らと長くいると疲れる」って事もあります(笑)
 

でも、父と母に幸せになって欲しいと、心から願っています。
 

父と母への謝罪部分は、涙をボロボロ流しながら書きました。
 

ところが次の日に読み直したら特に響かない(笑)
 

「やってみてわかる」ワークな気がします。
 

何も起きなくたって、これまでと変わらないだけ。
 

騙されたと思って、ぜひやってみてください。
 

長い文章をお読みいただきありがとうございました。



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